サービス付き高齢者向け住宅とは
「サービス付き高齢者向け住宅」は、自立または介護度がそれほど高くない60歳以上の方向けの賃貸住宅です。安否確認や生活相談のサービスを受けながら、ご自宅と同じように自由度の高い生活を送ることができます。
芹田福祉サービスの施設のうち、今井、今井二号館の一部、篠ノ井の2階、栗田の一部がサービス付き高齢者向け住宅です。ご入居の際は敷金(家賃3カ月分)と入居初期費用(入居月の日割家賃と日割共益費)が必要となります。
サービス付き高齢者向け住宅でお食事や入浴などの生活支援や、訪問介護や訪問看護、デイサービスのご利用などが必要な場合は、ご入居者が外部の事業者と個別契約し、別途費用を支払ってサービスを受けていただく必要があります。
芹田福祉サービスではグループ内で訪問介護、訪問看護、定期巡回、デイサービスの事業所があり、介護相談センターに居宅ケアマネがいますので、ご入居者の要望に応じながら、最適なサービスをご提供することができます。
一般的には、要介護度が上がると利用するサービスが増え、また看取りまでは対応していないので、介護付き有料老人ホームまたは特別養護老人ホームへの転居を勧められる場合があります。その点、芹田福祉サービスはグループ内で各施設が連携しているので、手続きが円滑に進みます。
介護付き有料老人ホームとは
有料老人ホームは「特定」の指定を受けると「介護付き」と呼ばれます。「特定」は、正しくは「特定施設入居者生活介護」といい、厚生労働省から認定を受けた施設は介護保険の対象となり、施設側が介護サービスを提供することができます。
芹田福祉サービスの施設のうち、今井二号館の一部、篠ノ井の1階、栗田の一部が介護付き有料老人ホームです。ちなみに指定を受けない有料老人ホームには「住宅型」と「健康型」があります。
介護付き有料老人ホームは介護認定を受けている65歳以上の方がご入居可能です。看護師が常駐して医療体制が充実しているため、介護度が上がっても転居することなく、最期まで安心して暮らし続けていただくことができます。
敷金(家賃3カ月分)と月ごとの利用料が必要で、お食事や入浴、排泄などの介護サービスや、レクリエーションなど娯楽も含めたサービスを施設側からご提供しています。
施設のスタッフが見守り、ときに手をお貸ししながら、それぞれの状態に合わせ、1日のスケジュールに沿ってお食事やお風呂を利用し、生活できる安心感があります。
特別養護老人ホームとは
「特別養護老人ホーム」は要介護3以上のご高齢者が入居でき、看取りを含め、最期まで介護を受けながら暮らすことができます。
芹田福祉サービスの施設のうち、島立と伊勢宮が特別養護老人ホームです。伊勢宮は定員29名の「地域密着型」と呼ばれ、原則として長野市に住民票のある方のみが入居していただけます。
特別養護老人ホームには入居時の一時金はなく、サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームに比べて月ごとの料金は安く設定されています。そのため人気が高く、入居できるまで数か月から数年かかる場合もあります。
島立と伊勢宮どちらもショートステイのサービスをご提供しており、ご自宅での介護が一定期間できない際に、お食事・入浴・介護などのサービスを1日から連続して30日までご利用していただくことができます。